教育年報1998年(H10)-225/270page

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第4節 調査研究事業

 美術館活動の充実を図るとともに、美術情報センターとし

ての機能充実のため、作家や作品をはじめ、保存、展示、教

育普及等の調査研究および情報の収集を行った。

1 調査研究事項

 1)作家 2)作品 3)技法 4)美術史 5)保存 6)教育普及

7)展覧会 8)運営 9)県内外の展示施設 10)美術館利用者の

動向他

2 重点調査研究事項

1) 勝田蕉琴調査、県出身ゆかりの若手作家調査

2) 速水御舟「女二題」材質調査

第5節 普及事業

 美術の表現と鑑賞のよろこびを深めるために、さまざまな

事業を行った。

1 講演会の開催
期 日 演 題/講 師 聴講者数
4/29(日) 「ピカソの謎」 飯田善國(彫刻家) 300名
6/28(日) 「勝田蕉琴と日本画壇」 100名
田中日佐夫
(秋田県立近代美術館長)
7/25(日) 「自作を語る」 60名
チェッコ・ボナノッテ、デ・ミ
トリオ(出品作家)
10/11(日) 「岡鹿之助の芸術」 80名
島田康寛(京都国立近代美術館学芸課長)
3/14(日) 「中国陶磁と日本」 長谷部満彦(当館館長) 250名

合計:790名

2 映画会の開催

講堂において、午前・午後の2回上映
期 日 上映映画 入場者数
5月17日(日) ピカソ:天才の遺産 400名
6月21日(日) エノケンのちゃっきり金太 45名
7月19日(日) ニッポン無責任時代 60名
8月16日(日) 無防備都市 80名
9月20日(日) 若者のすべて 100名
10月21日(日) 忍ぶ川 120名
11月15日(日〕 黒部の太陽 80名
1月17日(日) リトアニアヘの旅の追憶 80名
3月21日(日〕 さらば、わが愛/覇王別姫 150名

合計:1,115名

3 実技講座の開催
  講座名 期日 講師 受講者
実技講座 シルクスクリーン 版画 5/17〜 6/14 菅野朝宏 (福島成蹊女子 高等学校教諭) 15名
日本画の技法 7/4〜 7/19 北田克己 (東京芸術大学 日本画科講師) 15名
石膏でつくる立体 表現 9/5〜 9/20 大石尚 (郡山女子大学短 期大学部助教授) 10名
卵黄で描くイタリ ア・テンペラの技法 2/14〜 3/7 石原靖夫 (画家) 15名
技法講座 宝飾鋳金の世界 8/22・ 23 中島亨 (ジュエリー デザイナー) 15名
手作り絵の具の楽 しみ方 11/7・ 8 樋本誠一郎 (ホルベインエ業 研究室長) 15名
暮らしに生かす和 紙の魅力 1/30・ 31 坂本直昭 (紙舗直店主) 15名
親子美術教室 ピエロのノームと牛 乳パックでつくろう 5/5 芳賀哲 (日本おもちゃ会議会員) 8組 22名
お菓子なアート 11/1 謝琳 (アーティスト) 10組 22名
紙でつくる、とび だすかたち 11/29 石尾利郎 (桑沢デザイン研 究所助教授) 5組 15名
わんぱくミュージアム かたどりレリーフ をつくろう! 6/27 真柴毅 (当館学芸員) 15名
すすめ!パック船 8/1 真柴毅 (当館学芸員) 15名
メタルオブジェを つくろう! 3/21 真柴毅 (当館学芸員) 8名
美術アートクラブ 合板でつくる立体 10/4 久慈伸一 (当館学芸員) 1名
リトグラフ(平版 画)を作ろう! 12/20 久慈伸一 (当館学芸員) 5名

受講者合計:203名

4 美術鑑賞講講座の開催
講座名 期日 担当学芸員 聴講者数
1)日本美術館探訪シリーズロダンと日本・1 10/10 早川博明 2名
2)日本美術館探訪シリーズ中国絵画―宋元の美術を中心に― 10/24 堀宜雄 7名
3)日本美術館探訪シリーズロダンと日本・2 10/31 早川博明 4名
4)日本美術館探訪シリーズ近代日本画―山種美術館、足利美術館他 11/7 佐治ゆかり 10名
日本美術館探訪シリーズ
5)19世紀ヨーロッバの絵画一国立西洋美術館ブリヂストン美術館ほか
10名 荒木康子 11/21
6)黒澤明の表現―「羅生門」を中心に 1/16 宮武弘 7名
7)共同制作の可能性―コラボレーション・アート 1/30 真柴毅 6名
8)20世紀美術対決四番勝負 2/13 伊藤匡 5名
9)肖像画の魅力―フラン・ハルスを中心に 2/27 久慈伸一 12名

合計:63名


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