平成12年度教育年報 -041/272page
第4章 生涯学習
第1節 概 要
いつでもだれでもどこででも、自由に学習機会を選択して学ぶことができ、その成果が適切に評価される社会、すなわち生涯学習社会を目指し、全庁的に生涯学習の推進を図った。
生涯学習審議会は第5期に入り、長期総合教育計画や、次年度からの県民カレッジ整備事業について検討を行った。また生涯学習推進本部において、生涯学習関連事業から連携強化推進事業を選定し、各課間の連携に努めた。
また、生涯学習情報提供については、「ふくしまマナビイネット」の利用拡大に努めたほか、広報紙「生涯学習ふくしま」を発行し、生涯学習の啓発に努めた。
さらに、「生涯学習ボランティア」の活動を推進するため、ボランティアコーディネーター養成講座、ボランティア活動指導者研究大会を開催した。第2節 生涯学習の推進体制
1福島県生涯学習審議会の開催
「付属機関等」に記載のとおり。
2 福島県生涯学習推進本部(本部長:副知事)
・本部会議の開催:平成12年6月5日(月)
・生涯学習関連事業連携強化推進事業14件を選定第3節 生涯学習情報提供及び啓発
1 生涯学習情報提供システム(ふくしまマナビィネット)の整備
平成12年1月5日のリニューアル(インターネット化)以来、利用が飛躍的に伸びている。
(1)アクセス件数の推移
・平成10年度 1,114件
・平成11年度 6,829件
・平成12年度 21,027件(月平均約1,752件)
(2)提供する情報
・施設 ・講座 ・イベント ・サークル
・視聴覚教材 ・指導者 ・問い合わせ先
・民間団体 ・資格
(3)その他の機能
・展覧会 ・地域紹介 ・アンケート
・質問箱 ・他ホームページとのリンク
(4)システム操作研修会の開催
1 目的
生涯学習情報提供システム(ふくしまマナビイネット)の操作とともに、時代の変化に伴う情報提供のあり方を研修し、人々の学習要求に応えることのできる人材を育成する。
2 対 象
市町村教育委員会の学習相談及び情報提供システム担当者
3 内 容
・1日目(初級)
生涯学習情報提供の基本システムの概要
インターネットについて
システムの基本操作(起動、閲覧)
・2日目(中級)
プレゼンテーションの基本技法
システムの操作(登録、付加機能)
4 期日及び場所
・平成12年6月13日(火)〜14日(水)
伊達町ふれあいセンター
受講者数 初級26名 中級12名
・平成12年6月15日(木)〜16日(金)
サンフレッシュ郡山
受講者数 初級28名 中級27名
・平成12年6月19日(月)〜20日(火)
会津本郷町公民館
受講者数 初級28名 中級21名
・平成12年6月21日(水)〜22日(木)
いわき市四倉公民館
受講者数 初級17名 中級21名2 生涯学習関連事業の情報提供
・県各課・所・館の実施する生涯学習関連事業の情報を提供する。
・年3回、ふくしまマナビイネットにより提供するとともに、各回1万部を印刷し市町村、公民館、関係機関などに配付した。3 広報紙「生涯学習ふくしま」の発行
・発行回数 3回(各1方部)
・配付先 市町村、市町村教育委員会、公民館、図書館、関係機関・団体など4 学 習 相 談
・学習相談員の設置1名(生涯学習課内)5 「ふくしま、フレッシュ・ふれあいデー」の普及
・子どもたちの豊かな人間形成と生涯学習の推進を目的として、福島県生涯学習推進本部が提唱している「ふくしま、フレッシュ・ふれあいデー」(3Fデー、毎月第2土曜日)の定着を目指し、機会をとらえて広報