平成12年度教育年報 -136/272page
展示で、文化財の調査速報展、話題性及び学術性の高いテーマに関する展示等を行い新しい情報を具体的な形で提供するものとした。 野外展示は、代表的な遺構について復元を行い、野外に展示し、歴史的景観を復元して文化財の理解に役立てるとともに、体験学習・研修の教材としても用いるものとした。
【白河館の設計概要】
- 名 称
福島県文化財センター白河館(仮称)愛称「まほろん」- 敷地状況
1 所在地 白河市白坂字一里投地内
2 敷地面積 51,800m 2
- 規 模
1 床面積 本館棟 2,400m 2
収蔵庫棟 3,000m 2
2 構 造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 一部木造
- 階 数
地上一階
- 施設概要
- 収蔵庫棟 収蔵庫棟(内部二層式・収蔵可能箱数約70,000箱)
搬入口、荷解き場- 本館棟
- 展示部門 一般展示室 約510m 2
特別展示室 約120m 2
展示準備室、写場
- 研修部門 研修室、実習室
- 教育・ 講堂(100名収容)、体験活動室
普及部門 図書室、閲覧・相談コーナー、事務室- 管理部門 プロムナードギャラリー
その他 エントランスホール、特別収蔵庫
会議室、印刷室、給湯室
警備員室、倉庫、便所、救護室、休憩室
更衣室、機械室- 野外展示 古墳、中世城館、竪穴住居(縄文・古代)
施設 礎石建物、製鉄炉、体験広場
体験学習館 等- 便益施設 駐車場(乗用車91台〔うち身障者用4台〕
バス10台)
駐輪場(28台)【今後の計画】
平成13年度 4月 財団法人福島県文化振興事業団に管理運営を委託
6月 屋内展示工事等竣工
7月 開館