平成12年度教育年報 -244/272page
○参加者数 45名
○活動内容 舟戸海岸での磯釣り体験
波立海岸での投げ釣り体験3)シーサイド・サイクリング
期日 平成12年11月11日(土)
対象 県内の小・中学生とその保護者
参加者数 40名
活動内容 当所より塩屋埼灯台下までのサイクリング(往復約32キロメートル
4)自然の宝物づくり(ネイチャ―クラフト)
○期日 平成12年12月9日(土)
○対象 県内の小・中学生とその保護者
○参加者数 53名
○活動内容 自然物を使ってのクラフト製作トピアリボール製作
福島県郡山自然の家
第1節 概要
郡山自然の家は、生涯学習の拠点として、恵まれた環境と豊な自然環境の中で野外活動や集団集団生活を通じ、心身ともに健全な青少年と必豊かな社会人を育成することを目的とした社会教育施設である。
「財団法人福島県自然の家」として生まれ変わり3年目を迎え「みどり・であい・感動」をキャッチフレーズに、これまでの利用主体であった小中学生のみならず、高校生、一般杜会人・企業,家族など多種多層にわたって広く県民の皆様に利用していただけるような施設を目指している。
昭和47年に開所して以来29年目を迎え、延べ利用者119万人を越えた。
本年度は、利用者の主体性を生かした活動プログラムの運営や、本館2階宿泊室の改修工事など「魅力ある施づくり」を目指し所員―丸となって努力した結果、冬期問の改修工事で、12月以降宿泊利用者を受入れなかったものの年間の利用団体数242団体、延べ利用者数31,368人と、例年並みの利用実績と多くの成果を上げることができた。
1 運営委員会及び職員組織
(1)運営委員会の組織
運営委員会の組織は、次のとおりである。
氏 名 所 属 ◎ 丹治 勇 福島県都市教育長協議会 ○ 早川 敬介 福島県PTA連合会会長 今泉 謙 福島県小学校長会常務理事 太田 緑子 福島県青少年教育振興会会長 熊田 薫 福島県中学校長会常務理事 古宇田栄増 福島県教育庁生涯学修課主幹 国馬 善郎 郡山女子大学短期大学部教授 舘 美文 福島県社会教育委員会の会議社会教育委員 箱崎 忠一 福島県生活環境部青少年女性課主幹兼課長補佐 結城 勝夫 福島県高等学校長協会県南支部長 氏名は委員長、副委員長以下五十音順
◎印:委員長 ○:副委員長
運営委員会は、次のとおり2回実施した。
○第1回運営委員会 平成12年7月31日(月)
○第2回運営委員会 平成13年2月8日(水)
(2)職員組織
職 名
人員 常務理事兼所長 1 主幹兼次長 1 主 査
主 事各1 主任指導主事 1 指導主事 4 計
9 2 平成12年度重点目標と成果
(1)利用団体への支援
1)利用団体が主体的に活動できるようにするために、学校利用指導者研修会や社会教育指導者研修会を開催するなど、利用団体の指導者との連携を密にした。
その中で、施設の概要を説明し研修のねらい・活動種目・実施方法など活動プログラムの編集について、 指導援助を行うとともに、事前打合せや実地踏査・下見等を奨励し、各利用団体が主体的に活動できるよう利用団体に応じ、積極的に支援した。
2)プログラムの作成にあたっては、利用団体のより主体的な活動プログラムができるように、利用団体のねらいや二ーズに応じて、弾カ的に支援した。
さらに、利用者が自然や友達、自分自身との触れ合いをより深めたり、新たな発見や気づきを重視した活動が出来るように、ゆとりある日程の推進を働きかけた。
(2)利用者の声を生かす
1)運営委員会等関係諸機関の提言を十分生かし、利用団体間の交流を取り入れるなど、運営改善に努めた。
2)利用団体の指導者及び利用者の声をアンケート等により集約して、分析して、運営に生かしてきた。
特に、利用者の要望が強かった本館2階宿泊室等、住環境の改修に着工した。