平成12年度教育年報 -253/272page
3. 主催事業のマンネリ化は毎年参加しているリピーターの減少につながるため,内容の見直しに努めた。
4. 主催事業実施後の反省と評価を適切に行い,内容・方法等の検討をし,立地条件を鑑みた事業内容の工夫と改善に努めた。
5. 学校団体指導者事前研修会,社会教育団体指導者事前研修会,事前踏査等の充実を図り,利用団体が主体的研修が図れるように努めた。
6. 利用団体が主体的に活動できるように指導者用の活動資料の充実に努めた。
7. 社会教育団体の利用が増加し,それぞれの団体独自の研修活動が充実するようそのサポートに努めた。(4) 人材の発掘・活用・拡大
1. 人材バンク登録の資料を整理し,民間有志指導者の充実を図った。
2. 分野ごとに民間有志指導者を調査し,実際に機能する人材バンクを作成するために,地域人材の発掘と整備に努めた。
3. 民間有志指導者を積極的に活用し,指導体制の更なる充実に努めた。
4. 学生ボランティアを地域の大学,高等学校に依頼し,27名の応募があり,活動の充実が図れた。
5. 民間有志指導者の助言や意見を参考にし,地域人材を活用した事業並びに活動を充実するように努めた。
6. 各主催事業においても外部講師の専門的な指導のもとに充実した活動を行うことができた。
7. 主催事業での学生ボランティアの活動をとおし,主催事業の各活動がスムーズに運営できるよう,所員とボランティアとの連携を密にして取り組むことができた。(5) 職員研修の充実
1. 計画的に研修を行うとともに,他施設の視察研修を実施し,職員の資質と指導力の向上に努めた。
2. 平成12年度受託事業「ハートウォームプラン・青少年自然体験活動推進事業〜チャレンジ・生き生き親子のつどい〜」の充実に向けた研修を進めた。
3. 県内外の施設との連携を密にし,情報交換や資料収集を行い,専門性の向上に努めた。
4. 実地踏査や実技研修を通して各種研修活動の指導に精通し,活動プログラムのマンネリ化を防ぐための研修を重視し,利用団体の多様な二ーズに対応できるように努めた。
5. 総合学習に取り組む学校運営をふまえ,総合学習内容の活動プログラムの情報発信ができるように努めた。
6. 合宿通学のプログラムの開発と利用促進を関係機関に推奨することができた。
第2節 施設・設備の概要
1 所 在 地
○ 河沼郡会津坂下町大字八日沢字西東山4495-1
2 宿 泊 定 員
○ 本 館 25室 300名
○ ロッジ 1O棟 150名
○ テント 20張 120名3 敷 地 面 積
○ 251,432m 2
4 建 物 面 積
○ 延床面積 5,462.7365m 2
・管理研修棟(鉄筋造2階建)
・宿泊棟(鉄筋造2階建)
・プレイホール(鉄筋造)
・アセンブリホール(鉄筋造)
・機械棟(鉄筋造3階建)
・野外活動管理センター(鉄筋造)
・ロッジ(木造平屋建)
・炊飯場(鉄筋造) ・薪置場(鉄筋造)
・車庫(鉄筋造) ・野外便所(鉄筋造)5 運動広場面積
○ 8,500m 2
6 設 備 備 品 等
・フィールドアスレチック ・スキー ・そり
・かんじき ・野外活動用具 ・野外炊飯用具
・運動用具 ・双眼鏡 ・天体望遠鏡 ・テレビ
・VTR ・16mm映写機 ・ピアノ
・オルガン ・CDカセットプレイヤー
・伝承遊びセット ・クラフト用具 ・OL用具
・営火場 ・諸活動コース ・その他
第3節 利 用 状 況
・ 当施設を利用できる対象者は,次のとおりである。
(1) 学校団体(小学校,中学校,養護学校,高校,大学,専門学校,幼稚園等の在学青少年団体)の構成員及びその指導者
(2) 社会教育団体(公民館,子供会,保育所,スポーツ少年団体,家族,老人会,勤労青少年団体等)の構成員及びその指導者
(3) その他,教育長が適当と認めた者
・ 本年度の利用団体数は,282団体,実利用者数は,15,916人,延利用者数は,32,228人である。
・ 月別利用状況,利用団体別・宿泊日数別利用状況,研修活動の分類と実施団体数についての詳細は,次の表のとおりである。