平成12年度教育年報 -269/272page

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 3 委 託 事 業

事業名 期日及び
開催場所
事 業 内 容 入場者
家庭劇場 (音楽公演)
10月18日(水)〜
10月20日(金)
3日間4回公演
磐梯町民体育
館外3会場
10月16日(月)〜
10月27日(金)
10日間10回公

朝日小学校体
育館外9会場
本格的な舞台設備を有しない地域の児童生徒に生の舞台芸術に接する機会を提供するため,県内の町村を対象にして児童劇及び小編成の音楽会を巡回した。
[音楽]「ギターとパーカッシヨンの演奏会」フランシス・シルヴァ,GSNギタートリオ,嶋崎裕美(ソプラノ)
[児童劇]「のんびり転校生」後藤竜二原作・矢作京介脚本・飯田信之演出 劇団さっぽろ出演
音楽公演
1,969名
児童劇
公演
4,594名

 

 4 「文化福鳥」の発行

 県教育委員会の委託を受けて,昭和45年5月に「福島県文化センター月報」として創刊された。体裁はB5判・横組み6ぺ一ジ。隔月刊で始まったが,47年5月号から月刊となった。48年4月号からは二色刷りの表紙をもつ12ぺージの本格的冊子に変身し,52年4月号から誌名「文化福島」に改称した。現行の体裁(B5判・20ぺ一ジ)となったのは59年4月号(通巻148号)からだった。平成9年4月号より500部増の3,500部発行となり,創刊30周年を迎える平成13年の3月号が通巻351号だった。

 創刊時から一貫して掲げてきた編集方針は,「県文化センター事業を一方的に広報するだけの機関誌ではなく,本県の文化を総合的に考える雑誌」づくり。現在では,公立文化施設がみずから取材し,編集・発行するという全国にも例のない「文化情報誌」として独自のスタイルを確立している。

 平成13年度から,機構改革によって新たに発足した財団法人福島県文化振興事業団が編集・発行の主体となる。新財団は,従来の県文化会館(改組後の名称・県文化センター)と県歴史資料館に,13年7月に開館する予定の県文化センター白河館(愛称・まほろん)と遺跡調査部を加えた3館1部で構成する。そのため本誌は,これら構成施設の活動と事業を県民に広く広報するとともに,各地で展開するさまざまな文化活動に焦点をあて紹介することを二本の柱としてこれからも編集することになる。

 編集方針:本県の歴史と文化に関する話題と情報を収集し,広く県民に提供する。

 発行部数:3,500部

 内  容:各地・各分野で活躍している本県ゆかりの文化人への依頼記事=「随想」「地域文化を考える」「ふくしまの植物たち」「21世紀に伝える,ふくしま《こころとかたち》」「文化活動の現場から」など。
      取材記事=「今月の人」「トピック」など。
      情報提供記事=「文化惰報」「文化日誌」「情報アラカルト」など。

 配布先:県内の90市町村・教育委員会・小中高校・大学・文化施設・文化団体・報道機関,文化庁・国立国会図書館など県外の主要な文化機関・団体など。残部がある場合には,個人の希望者にも無償で配布している。

 

 5 埋蔵文化財調査事業

(1) 分布調査事業

事業名 事業内容 事業場所 調査期間 調査面積(m 2 ) 事業成果
福島県内
遺跡分布調査
常磐自動車道
遺跡分布調査
楢葉町・富岡町 4/19〜9/22 15,820 試掘調査 6遣跡
高規格道路遺跡
(あぶくま南道路)
分 布 調 査
玉川村 4/17〜12/19 71,600 試掘調査 12遺跡
平田村 4/24〜4/28 37ha 表面調査 2遺跡
平田村・玉川村 11/27〜12/8 650ha 表面調査 56遺跡
高規格道路遺跡
(会津縦貫北道路)
分 布 調 査
塩川町 10/16〜11/29 33,000 試掘調査 2遺跡
会津喜多方中核工業団
地遺跡分布調査
熱塩加納村 10/31〜11/2 1,900 試掘調査 1個所
こまちダム
遺跡分布調査
小野町 11/13〜12/19
12/19〜12/20
10,700
20ha
試掘調査 7遺跡
表面調査 15遺跡
一般国道6号バイパス
遺跡分布調査
相馬市 12/18〜12/22 53ha 表面調査 11個所
未来博道路
遺跡分布調査
須賀川市 6/27〜6/30 600 試掘調査 1遣跡
原町火力発電所関連
遺跡分布調査
鹿島町 12/11〜12/14 28ha 表面調査 6個所

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