小学校福島県診断標準学力検査問題分析結果報告-000-01/63page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


はじめに

 福島県教育センターでは,従来から標準診断学力検査問題を作成し,その問題を用いて自主的に自校の児童・生徒の学力を診断しようとする学校に活用いただいてきた。
昨年度は,小学校6年の4教科(国語科・算数科・社会科・理科)の学力検査を実施し,その結果を報告書にまとめて配布し,既に活用ねがっているところである。
 本年度は,昨年度に引きつづき,小学校6年生の2教科(国語科・算数科)の学力を中学校1年生1774名を抽出して実施した。そのねらいとするところは,児童の学習の結果を診断し,小間ごとの到達率や誤答分析の結果などから学習指導上の問題点をとらえ,その改善策を講ずることにある。各教育事務所,各市町村教育委員会のご配慮,関係学校当局のご協力に対して厚くお礼を申し上げたい。
 当センターでは毎年問題を改訂しつつあるが,小学校4・5・6学年の国語科・算数科については既に改訂作業を終り,昭和53年度からは,新しい問題での標準診断学力検査を活用していただけるはこびになっている。社会科,理科についても昭和54年度をめどにして作業を進めており,現在その第一次予備テストを終了した段階である。
 最後に,本報告書を今後の学習指導改善の資料としてご活用くださるとともに,ご批判,ご助言をお願いしたい。

昭和53年3月

福島県教育センター所長 山内正彌


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。