小学校福島県診断標準学力検査問題分析結果報告-006/63page

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小問ごとの平均正答率の伸び(読む)

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 文章を読みとりについては,全般的に向上していると言える。27問中,正答率50%以下は5問のみである。
 二の1,2は,段落の中心文をみつける問題であり,三の1,2は,主人公の考えを述べている文を選ぶ問題であるが,ともによく伸びている。
 四の2は,少し下がったが,これは,[何は]―[何を]―[どうだ]にあたるものを,文中から取り出す問題である。六の2は「文の続き方」が,わかるかどうかみる問題,八の4は,「段落の要点」をとらえる問題,十の1の1),2)は「場面や,事物・心情を読みとる」問題である。これ等は,努力を要する点である。
 高学年においては,読解の諸能力を伸ばす努力を続けるとともに,読書活動の場面でのこれら諸能力の定着も考えていくようにしたいものである。


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