小学校福島県診断標準学力検査問題分析結果報告-010/63page

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[6]書く(文・文章)
小問ごとの平均正答率の伸び(書く)

 この領域では,6つの分野について,14の問題が出されている。4問が下降しているが,上昇しているものが多い。
 一には,「文章の中で接続語を正しく使う」力をみる問題と,「文章の中で指示語を正しく使う」力をみる問題が,提出されている。あ・いは,接続語の正しい使い方の問題であるが,下降している。接続語の指導については,読解の中で,一文,一文の正確な読みとり,文と文との関係は握を通して,接続語の使い方を理解させ,作文の指導においては,その意識的な使い方に慣れさせるようにしたいものである。指示語の使用についても同様のことが言えよう。
 二,三,四,五については,向上している。五は,「段落の区切りが正しく,主題要旨の明確な文章を書く」力をみる問題であるが,これは,段落の構成,文章構成の指導を,読解と,作文との関連をはかって,適切におこなうことによって伸びるものと思われる。
 六は,「内容にあった文体を使って書き分ける」問題である。2が下がっているが,それでも74%の高い数値である。


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