小学校理科教材指導のてびき-010/80page

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4)指針の示す目盛りを読み取る。

図-10
図-10

図-11
図-11

図-12
図-12

 図-10の場合,流れる電流は

 I=V/Rから 1.5/10×1000A

 つまり0.15mA程度。理振規格の電流計では測れません。しかし,テスターなら大丈夫。

 図-11は,その測定の様子を示しています。電流はおよそ0.15mAと予想できるからテスターのレンジ切り換えはDC.mA 0.5mA(機種によっては1mA)でいいわけです。

(4)抵抗の測定

 図-13,14をごらん下さい。

 1)レンジ切り換えつまみを〔Ω〕にあわせる。(本例では×10とした)

 2)赤,黒のテストピンを接触させると針は大きく振れます。このとき0Ω調整器を回して針が0を指すようにする。もし,0Ω調整器を回しても針が0を示さないときは,概してテスター内の電池の不良によるものだから,新しい電池と交換する。

 3)被測定物の両端にテストピンをあてる。

 4)このときの針の示す目盛りを読む。

 図-14を見て下さい。針は12を示しており,またレンジは×10にあわせてあ


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