(3)5年 |
酸素と二酸化炭素 |
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1)酸素の作り方 |
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酸素1リットルを発生させるには,6%過酸化水素水50cm3と二酸化マンガン小豆粒大10粒位の分量をまぜればよい。装置は2)と同じ。 |
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2)二酸化炭素の作り方 |
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1リットル発生させるには,10gの大理石と20%塩酸20cm3を反応させる。容器は10cm3の三角フラスコか外径25mmの大型試験管を使用する。 |
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※試験管を使用するときは,ガスの発生が激しくなりすぎないことを確めてから,ガラス管付ゴム栓をつけてガスを採取する。 |
(4)5年 |
水溶液の性質 |
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塩酸や水酸化ナトリウムは20%液は濃すぎるので水でさらに4倍にうすめて(5%溶液)から実験するとよい。 |
(5)6年 |
栄養素のはたらき |
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1)よう素液 市販の0.1Nよう素液を用いる。 |
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でんぷん液で紫色(加熱すると消えるが,冷えるとまた発色する)消化によって,でんぷんはデキストリン(よう素反応は赤色),麦芽糖(よう素反応はしない),ぶどう糖(よう素反応はしない)と変化する。 |
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2)フェーリング液 |
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消化によってぶどう糖ができることを調べるのに用いる。うすいぶどう糖の溶液にフェーリング液(A液とB液を各1cm3づつ使用直前に混合した液)を加えて加熱すると,はじめ無色沈でんができ,しだいに赤く変る。でんぷんにはこの反応がないので消化の状態を知ることができる。 |
(6)6年 |
植物と水 |
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塩化コバルト紙を葉にセロテープで密着させておくと,葉からの蒸散水で塩化コバルト紙が水分を吸収して赤く着色する。 |
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塩化コバルトは無水のものは無色だが,結晶水をもらうと赤に変化する性質を用いた。 |