-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-034/170page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

っぽい木片を掘り出して見る。
 (C),(E),(F)は,(A)と同じ塊状の粘土層で,表面は風化して淡黄色ですが,地層の内部は暗灰色です。
 (B),(D)は,うすい白っぽい地層です。この地層は凝灰岩質で,(B)の地層には黒っぽい木片が含まれています。
(4) 地質概要
 黒っほい炭化した木片などを含んでいることから,この地層がたい積した頃は,この地域は大きな入江のような環境であったと考えられます。たい積時代は新第三紀の鮮新世の末頃です。

日立木小学校

1.地層の観察
(1) 観察する場所
 6号国道沿い百尺観音標識の東側の造成地。
(2) 崖から離れて,地層全体を観察する。
 1) 地層の出ている崖の全体をスケッチする。
 2) 地層の重なり方や,傾きに注意しながら,地層を書き入れる。
 3) この高台はこれらの地層がつみ重なってできていることを理解する。
 4) できれば6号国道の
6号国道沿い百尺観音標識の東側の造成地。
6号国道沿い百尺観音標識の東側の造成地_地層図

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。