-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-037/170page
(2) 崖から離れて,地層全体を観察する。
1) 地層の出ている崖全体をスケッチする。
2) 地層の重なりや,傾きに注意して地層を書き入れる。
3) この高台はこれらの地層が重なってできていることを理解する。
4) 道路に沿って褐色の砂層を目当にして地層を追いかけ,地層の広がりを観察する。
(3) 地層に近づいて観察する。
(A)層は淡黄色の塊状の粘土層で,化石として3〜4cm大の二枚貝を含んでいます。
(B)層は10cmのうすい砂層です。
(C)層は50cmの砂層で茶褐色です。
(D)層は10cm大の円レキからなるレキ層で第四紀の段丘たい積物です。
2.川原のようすと清水のはたらき
(1) 調べる場所
真野川鹿島橋付近
(2) 土手の上から水の流れや,州などの様子を観察する。
1) はんらん原(川原)や州,水の流れている様子をスケッチする。
2) 水量が少なく,川底が州となっている。州が広く見られるのが真野川の下