-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-086/170page

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2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
 鉄橋より100m上流で,井手橋の近く。
(2) 川の蛇行と川原のレキ
 1) 川の流れのまっすぐな所,曲がって流れている所で,流速を測ってみる。
 2) 川帆,川岸のようす,レキがつもっている川原と,水の流れている所のようすをおおづかみにスケッチする。
 3) 川がカーブしている場所で川岸や川床が削られているのは,どちら側か。レキがつもって川原ができるのはどちら側か観察する。
 4) 川原のレキは現在水の無いところにつもっている。このレキは,いつ,どのようにして運ばれたと考えたら良いのだろうか,大雨の後,川原を,もう一度観察してみよう。
 5) 川原のレキの並び方に注意してみる。石の,長い方向や,面が一定の方向に向いて配列されているように見え,屋根がわらのような並び方をしています。この様な並び方を,インブリケーション(レキの覆互状構状)とよんでいます。
  図を見ながら,写真に流れの方向を矢印で書き入れてみよう。
(3) 川原のレキを調べる。
 川原に立って,平均的にレキがつもっている場所をきめる。
鉄橋より100m上流で,井手橋の近く。

鉄橋より100m上流で,井手橋の近く図

鉄橋より100m上流で,井手橋の近く図

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