-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-150/170page
1) 川原や水の流れなど川の全景をスケッチする。
2) 川岸がけずられているのは,水の流れが大きく曲がる内側の岸か,外側の岸か。
また,川原はどちら側に広くできているか。
(3) 川原におりて流水のはたらきを調べる。
1) 川原から向かい岸に進むにつれて,深さは,どう変わっているか。
2) 川原の近くの流れと,向う岸近くの流れで,速さはどうだろうか。
3) 水中のぞき箱で川床をながめ,砂などが流れている様子を観察する。
4) 川床に,細粒の砂岩の岩盤があらわれていますが,その表面に,クシの歯のように深い溝ができています。これは水のはたらきで深く浸食されてできたものです。