-野外観察の手びき-浜通りの地層と川原-154/170page
勿来第二小学校
1.地層の観察
(1) 観察する場所
学校のグランドの崖
(2) 崖から離れて,地層全体を観察する。
1) 地層が見通せる所から崖の全体をスケッチする。
2) 地層の重なり方,地層の色などに注意して地層を書き入れる。
3) この崖のある小山は,これらの地層が重なりあってつくっていることを理解する。
4) 特定の地層を追いかけ,地層は広がりをもっていることを理解する。
(3) 地層に近づいて観察する。
(A)層の表面は,風化するとうすくはがれやすく,はがれると内部の色は灰青色を示す頁岩層です。
(B)層は,70cmの厚さの砂で,下部は50cmの厚さの,色は白っぽい砂層です。上部20cm砂層は,水分を含んでいます。
この崖の地層は,砂層と頁岩層が交互にたい積した,いわゆる互層です。
2.川原のようすと流水のはたらき
(1) 調べる場所
蛭田川中流の小塙橋近くの川原