観点・小問ごとの分析 |
対策の視点 |
たのか、25歳としたものの誤答が目だつ。
労働組合の正答率は44%である。 農地改革も68%の正答率で、誤答例として
は、地租改正が多い。 |
中から具体的な例をとりあげ指導することが
大切である。 |
5.平安時代の文化(源氏物語・平等院 鳳凰堂)
紫式部の源氏物語の正答率は69%、平等 院鳳凰堂は50%である誤答例としては、
金閣が多い。 |
・文化遺産を指導する際は、それがつくられ
た時代背景を明確にするなどして、断片的な
知識の指導に終わらないようにしたい。
また、文化遺産を日常生活とのかかわりで指
導するとともに写真などの資料を活用するこ
とが大切である。 |
6.都道府県知事の選挙と日本国憲法(天皇
の地位) 都道府県知事の選挙についての正答率は 69%、日本国憲法における天皇の地位につ
いての正答率は62%である
誤答例として、大日本帝国憲法でも男
女は平等であるとしたもの、衆議院議員の
被選挙権が30歳以上としたものが多い。 |
・児童が身近に接する例から、選挙に対する
関心を高めておくことが大切である。
・日本国憲法の内容を大日本帝国憲法の内容
と比較しながら指導することが大切である。 |
7.歴史上の人物(足利尊氏・聖武天皇・杉
田玄白・織田信長・福沢諭吉・ペリー)と その働き
室町幕府の開設者としての足利尊氏の正 答率は39%である誤答例としては、豊臣
秀吉と織田信長が多い。
仏教を深く信じ東大寺などを建てた聖武
天皇についての正答率は59%で、誤答例と
しては豊臣秀吉が多い。「解体新書」を著
した杉田玄白の正答率は.73%である。
天下統一を目指し、安土城を築いた織田
信長の正答率は47%で、誤答例としては、 |
・ここで取り上げた人物は、いずれも日本の
歴史上重要な人物であり重点的に指導しなけ
ればならない。
・人物の指導にあたっては、人物の具体的な
働きを取り上げ、人物の願いや当時の世の中
の人々の願いなどが人物の働きを支えている
ことを理解させるとともに、その働きを当時
の世の中の様子と結びつけて正しく理解させ
ることが大切である。 |