高等学校「理科1」のてびき-034/133page
ジュール熱
年 組 No. 氏名
1 ねらい
抵抗線に電流を流し、電気的なエネルギー熱のエネルギーに変換して、熱の仕事当量の値を測定する。
2 準備
サーモ・カップ、ミニスターラ、温度計、ストップウォッチ、電流計、電圧計、直流安定化電源
3 方法
図1において、サーモ・カップの中に入れた水の質量をm〔g〕として、電圧V〔Volt〕でI〔A〕の電流をt〔S〕間流したとき、水温がT〔deg〕上昇したとすれば
供給した電気エネルギー(電力量)Wは W=VIt〔J〕
水が得た熱量Qは Q=mT〔cal〕
従って W=JQから
VIt=JmT(サーモ・カップ等の熱容量は小さいので無視する。)
従って熱の仕事当量Jは
J=VIt/mT