高等学校「理科1」のてびき-078/133page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

カエルの発生
 年 組 No. 氏名  

1 ねらい

単細胞の受精卵が卵割をくり返してしだいに多細胞に分化する過程を観察し、その内部構造の変化を理解する。

2 準備

カエルの卵 (採集後10%ホルマリン液で固定したもの。神経胚〜尾芽胚がよい)。

寒天末、柄つき針、ビーカー、シャーレ(10cm)、両刃かみそり、双眼実体顕微鏡

3 方法

(1) 小型ビーカーに水100mlにつき寒天末3グラムをとかし加熱する。(図1)

(2) シャーレ(径10cm)に深さ6、7mmまで加熱寒天液を注ぐ。寒天液が冷えてやや粘性が出はじめたら、卵を10個ぐらい寒天中に埋める(図1)。

(3) 寒天が固くなったら両刃かみそりで卵をいろいろな方向より切断する。(図2)

(4) 切った卵は寒天ブロックとして切りだし、水を入れた小型シャーレに入れて検鏡する,(解剖顕微鏡かルーペでもよい)

多細胞に分化する過程の観察


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。