高等学校「理科1」のてびき-112/133page
気象衛星ひまわりの雲写真と大気の大循環
年 組 No. 氏名
1 ねらい
気象衛星の撮影した雲写真を用いて、雲の分布や形から、大気の上昇運動や下降運動を推定し、また、数日間の雲の動きから大気の大規模な流れをとらえて、大気の大循環を理解する。
2 準備
半球規模の"ひまわり"の雲写真、雲写真撮影日とその前日、翌日の新聞天気図、半球白地図、色鉛筆。
3 方法
(1) 東経140°から160°の範囲の雲とのおおよその分布状態を半球白地図に書き入れよ。
(2) 東経150°、北緯40°に中心をもつ発達した温帯性低気圧にともなう、うず雲が観察される。低気圧の中心から伸びる寒冷前線(青色)温暖前線(赤色)、閉そく前後(紫色)を、雲の形から判断してそれぞれ白地図に書き入れよ。
(3) オーストラリアの南東にも低気圧にともなう、うず雲が観察される。
1) 北半球と南半球とで、うず雲のまき方はどうか。
2) その原因はなにか