研究資料分類基準G2-04高等学校社会科「現代社会」の研究-169/170page
あとがき
昭和57年度から,「現代社会」の授業が開始されます。これに対応して,各学校や研究会などにおいては,「現代社会」についての研究を進めていることと思います。したがって,「現代社会」の年間指導計画や授業の展開などについてのすぐれた実践研究が期待されるわけであります。
この研究資料は,今後の実践研究のふみ台となることを願って作成したものです。当教育センターとしても,この研究資料の不十分な点を補い,研究の及ばなかった点を継続して研究していきたいと考えております。その一つに,この研究資料で触れていない「現代社会」の評価や「学び方,ものの見方や考え方」を育成するための指導の在り方などについての研究があります。これについては,早急に具体的な研究に取り組みたいと考えております。
また,生徒が「現代社会」に興味・関心をもち,主体的に学習するように学習内容や学習過程を構成し,楽しく学べる「現代社会」を目指して努力を重ねていきたいと願っております。
おわりに,この研究資料の作成に当たって,研究協力委員として,六回に及ぶ研究委員会においでいただいたり,貴重な資料を提供してくださった次の5名の先生に心から御礼申しあげます。
○ 研究協力委員
福島県立保原高等学校教諭 大内寛隆 福島県立郡山商業高等学校教諭 小野口寛二 福島県立福島農蚕高等学校教諭 久間泰瑞 福島県立福島高等学校教諭 高野弘道 ○ 資料提供
福島県立須賀川女子高等学校教諭 坂路忠信 なお,福島県教育センターでは,平山伊智男,吉田伊勢吉,奥河敏男が,この研究資料の作成に当たりました。