-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-084/231page
三和小学校
1、川原のようすと流水のはたらき
(1)調べる場所
笹原川の三和橋
(2)土手の上から川原の様子や水の流れを観察する。
1)土手の上から川の全景をスケッチする。
2)川原の様子や水の流れなど,気付いたことを書き入れる。
3)川が大きく曲がる所で,川原ができるのは,内側か外側か。また,他の川が曲がっている場所でも調べる。
(3)川原に下りて,流水のはたらきを観察する。
1)(イ)の川原から向こう岸に進むにつれて川の深さはどう変わるか調べる。
2)(ア)(イ)でそれぞれ10mの長さを測って,流れの速さを調べる。
また,(イ)の場所で,川原の近くと,向こう岸の近くとで流れの速さはどうか。
3)(ウ)の川底はレキが積もっているから,川底に砂が積もっているような所を探してみる。
川底がレキをひき並べたようになっている所と,砂からできている所とが観察されるが,どうしてそのような違いが生ずるのか考える。
4)水中のぞき箱で川底に積もっているレキの大きさが,川原から向こう岸に進むにつれてどう変わるか調べる。
また,川底にそって砂などが流されている様子を観察する。
(4)川原のレキを調べる。