-野外観察の手びき-中通り・会津の地層と川原-127/231page
を観察する。
1)自動車に注意して,水の流れ,川床から水面に出ている岩盤の岩,川原のようす。岸ががけになっている所など,川の全景をスケッチする。
2)砂がつもっている川原は,川が大きく曲がる内側の岸辺にあるか,外側の岸辺にあるか。
3)川岸がけずられ花こう岩の岩盤が露出しているがけは川が大きく曲がる内側の岸か,外側の岸か。
(3)川原に下りて,流水のはたらきを調べる。
1)川原の近くと,向う岸の近くとで,水の流れはどうか,木片を流して速さを比べる。
2)また,川原から向う岸に進むにつれ,深さはどう変わるか調べる。
3)水中のぞき箱で川底のようすを観察する。川底にそってゴミや砂が下流に流されているようすが観察できる。
(4)まとめ
流水の速さと川の深さの関係,流水の速さと川岸をけずる関係など観察結果をまとめてノートに書き入れよう。