中学校技術・家庭科研修講座資料材料試験機の使い方-015/26page
標点距離 L=8√A(Aは試験片の平行部の断面積) 平行部の長さ P=L+約10mm 幅 W=15mm 肩部の半径 R=15mm以上 厚さは,もとの厚さのままとする。 図4-6
(7)7号試験片
この試験片は,主として引張強さの大きな平鋼,鋼板および角鋼の引張試験に用いる。
標点距離 L=4√A(Aは試験片の平行部の断面積) 平行部の長さ P=約1.2L 肩部の半径 R=15mm以上 厚さはもとの厚さのままとし,幅は厚さよより大きくとることを原則とする。 図4-7
(8)8号試験片
この試験片は,主として一般鋳鉄品の引張試験に用い,表に示す寸法の供試材を加工して平行部の直径をDに仕上げる。
単位mm
試験片の区別 供試材の鋳造寸法
(径)平行部の長さ
P径
D肩部の半径
R8A 約13 約8 8 16以上 8A 約20 約12.5 12.5 25以上 8A 約30 約20 20 40以上 8A 約45 約30 32 64以上 図4-8
(9)9号試験片
この試験片は,主として鋼線および非鉄金属(またはその合金)の線の引張試験に用いる。
単位mm
試験片の区別 標点距離L 9A 100 9B 200 図4-9