中学校技術・家庭科研修講座資料材料試験機の使い方-025/26page
参考
破断伸び(伸び)の推定:試験片の破断位置が(13)の(B)の場合に標点間の中央で切断した場合の破断伸び(伸び)の値を推定(以下推定値という)するにはつぎの方法による。
図5-4
1)あらかじめ標点間を適当な長さに等分し,目盛りをつける。
2)試験後,破断面をつき合わせて短い方の破断片上の標点(O1)の破断位置(P)に対する対称点に最も近い目盛り(A)を求め,O1A間の長さを測定する。
3)長い方の破断片上の標点(O2)とAとの間の等分数をnとし,nが偶数のときは(n-1)/2番目の目盛りと(n+1)/2番目の目盛りとの中点をBとして,AB間の長さを測定する。
指定値=O1A+2AB−標点距離/標点距離×100