理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-022/116page

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1 単元名 いしあつめ

2 指導要領の目標と内容

(1)目標
身近な自然の事物・現象に親しませ、それらを見たり試したりさせて、事物・現象の著しい特徴に気付かせるようにするとともに、自然に接する楽しさを味わわせる。
(2)内容
いろいろな石を集めたり、石を使った活動を工夫したりさせながら、石には、色、形、手触りなどに特徴があることに気付かせる。

3 活動例

自分の好きな石を集めさせたり、石を使って自由に遊ばせたりすることにより、石になじませる。

例1 川原で石さがしをする。

※予め十分事前調査をしておくこと。2、3日で一変してしまう場合が応々ある。現場でのけがは石を投げることによって生ずることが多いので、投げる活動は一斉にとるとよい。

例2 グループで石積み競争をする。

グループで石積み競争をする。

(大日本図書)

例3 自分で作ってみたい形に必要な石集めをする。

※集めることにより、石の特徴に気付く。(たとえば、まるい石がほしい。黒い石がほしいなど)

例4 川の水際で水きりなどを経験させる。

※町に住む児童のほとんどは水きりができない。教えてやると興味をもつ。安全な場所を選び、他人にぶつけたりしないように注意すること。

ころがる石やすべらせる石などの特徴をとらえさせる。

例 石を使った遊びをする。

※遊びの例はいろいろ考えられるが、児童が興味を持ち、学習に有効な遊びは、

○坂を利用したボーリング
○石けり
○石の的入れ
などである。


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