理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-037/116page

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単元ごと活動例
(第2学年)
1 単元名 たねをまこう
2 指導要領の目標と内容
(1)目標
身近に見られる生物を探したり育てたりさせて、生物の生活の仕方及び育ち方に気付かせるようにするとともに、生物に親しむ楽しさを味わわせる。
(2)内容
植物の種子を蒔いて育てさせながら、植物は芽を出して育ち、花が咲いて多くの種子ができること及び日なたと日かげとでは育ち方に違いがあることに気付かせる。
3 活動例
それぞれの草花の種子は色、形、大きさなどに違いがあることに気付かせる。
例1 草花のたねを色、形、大きさ、手ざわりなどで比べる。
※ヒマワリ、ホウセンカ、オシロイバナ、アサガオなどが親しみやすく、扱いやすい。
例2 アサガオ、ヒマワリ、ホウセンカ、オシロイバナのまざった種子を分類する。
(図1)
例3 種子の実物をはったり、絵や文で記録したりする。
※種子を記録用紙にセロテープではりつけておき、収穫時に比べさせるとよい。
例4 じょうぶな芽が出そうな種子を選び出す。
○かたい種子
○太っている種子
○水に沈む種子
(図1)

(図1)

土を砕いたり、石を拾い出したり、植木鉢に土を入れたりするなどして植物を育てることへの関心を持たせる。
例1 たねまきの準備について話し合う。
(1)学校を花いっぱいにしましよう。
(2)大きな花を咲かせよう。
(3)ヒマワリやホウセンカのよろこぶ土を探そう。
(4)たねがよろこぶ土を作ろう。
例2 たねまきの準備をする。
※花壇だけでなく植木鉢や校地のあちこちを探して種子をまき、日なたと日かげの成長の違いに児童自らが疑問をもち、発見できるようにさせたい。

掘る前に石灰をまく(地表面が白くなる程度)

(図2)
腐葉土、配合肥料を入れる。
(30〜40cmぐらいの深さにまきこんでやるとよい)

(図2)

たねまきや育てる世話をして水の与え方、肥料の必要性、日あたりなどに関心をもたせる。

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