理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-051/116page

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1 単元名 たねをとろう
2 指導要領の目標と内容
(1)目標
身近に見られる生物を探したり育てたりさせて、生物の生活の仕方及び育ち方に気付かせるようにするとともに、生物に親しむ楽しさを味わわせる。
(2)内容
植物の種子を蒔いて育てさせながら、植物は芽を出して育ち、花が咲いて多くの種子ができること及び日なたと日かげとでは育ち方に違いがあることに気付かせる。
3 活動例
ヒマワリなどの開花から結実までの成長の順序をとらえさせる。
例1 たねとりの計画をたてよう。
(1)花が咲いてからの観察記録を発表する。
(2)こぼれ落ちたたねを観察する。
。色、形、かたさ、大きさ 。花の向きやたねの落ちた部分
(3)たねの重さくらべをする。(図1)

<たねのおもさくらべ>
(図1)

例2 花の咲きおわったヒマワリの様子を調べよう。
(1)枯れたり、熟したりしている様子を調べる。(図2)

(図1)

※葉や茎は成長をやめ、枯れたようになっていくことを体感でとらえさせたい。
(図2)
(初等理科教育)
(2)花を割って中の様子を観察する。(図3)
。花の咲いていく順序、たねの熟していく順序
(3)根の伸び方を観察する。
(4)絵や文で記録する。
図3
図3
(大日本図書)
一つの種子がもとになって多くの種子ができ、それは、まいた種子と同じような種子であることをとらえさせ、収穫の喜びを感じとらせる。
例1 日なたのヒマワリのたねとりをしよう。
(1)たねの様子を観察する。
。たねの充実の様子 。たねのつき方 。たねの並んでいる様子
(2)たねとりをする。
(3)まいた時のたねとくらべる。
例2 ヒマワリチャンピオンを決めよう。
(1)一つの花にできたたねの数を数える。
※たねがこぼれおちたり、小鳥に食べられるのを防ぐため網袋や穴をたくさんあけたビニール袋をかぶせておくとよい。
(図6)
(図6)
大日本図書

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