理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-052/116page

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※中身のあるものを100づつ数え、あとで合計させるとよい。
算数科と関連させて数え方を工夫させる。
(2)一本(一粒のたね)からできた新しいたねを計算する。
(3)とれたたねの数の表を作り、友だちとくらべる。
※友だちと協力させながら作業をさせる。
例3 ほかの草花のたねとりをしよう。(図6)
※ホウセンカ、オシロイバナ、サルビア、マリーゴールドなど自分たちで育ててきた草花。
例4 よいたねを選び来年の二年生に贈ろう。
※たねがたくさんとれた喜びや世話の苦労などを手紙にして種子と一緒に贈るとよい。
日なたと日かげでは成長に違いがあり、種子の数も違うことをとらえさせる。

※日なたの草花の状態を基準にして、常にくらべながら活動がすすめられるようにする。
例1 日かげのヒマワリのたねとりをしよう。
※日なたと日かげのヒマワリのたねの観察、たねとりを同時にすすめる計画も考えられる。
(1)たねの様子を観察する。
(2)ヒマワリを引きぬく時の力の入れぐあい、枯れている様子、根の様子を調べる。
(3)たねとりをする。
※日なたのヒマワリにくらべ、熟し具合いを調べながら活動させる。
(4)よいたねの数を数える。
例2 とったたねを来年までとっておこう。
※とったたねを陰ぼしにし、種類ごとに袋や箱に入れて保存する。
例3 日かげと日なたの草花の育ち方をまとめよう。
(1)草花の茎や葉の育ち方とつぼみのつき方、花の大きさ、種子のでき方の関係をまとめる。
※日なたと日かげの違いを比較させ、太陽の力の偉大さを感じとらせたい。「お日さまありがとう」の手紙を書かせるのもよい。
(2)ヒマワリの育ち方をまとめる。
。日なたと日かげの茎、葉、花、たねの様子 。あたたかさと育ち方
※観察カードに成長過程がわかるように整理する。絵や写真、スライドなどを活用するとよい。

自然の中の植物にもたくさんの実をつけているものがあることに気付かせ、自然の中の植物の成長、変化に関心を持たせる。
例1 いろいろな草や木のたねを集めて展覧会を開こう。
(1)校庭や野原のたね集めをする。
(2)遠足や野外学習時を活用してたね集めをする。
例2 たねのひみつをさぐろう。
○飛ぶひみつ ○服に付くひみつ
※晩秋まで継続して採集させ、名前をつけて展示しておく。
カラスウリ、ススキ、タンポポ、イノコズチ、オナモミ、カシ、イチョウ、コナラ、クリ、ノイバラ、ツルウメモドキ、ヌスビトハギ、カエデ、キンミズヒキなど

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