理科学習指導資料小学校低学年理科の指導-060/116page

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1 単元名 ふゆのくさや木
2 指導要領の目標と内容
(1)目標
身近に見られる生物を探したり育てたりさせて、生物の生活の仕方及び育ち方に気付かせるようにするとともに、生物に親しむ楽しさを味わわせる。
(2)内容
植物の種子を蒔いて育てさせながら、植物は芽を出して育ち、花が咲いて多くの種子ができること及び日なたと日かげとでは育ち方に違いがあることに気付かせる。
3 活動例
アブラナの観察をし、秋に蒔いた種子が発芽し、冬に育っていることに気付かせる。

例1 秋に蒔いたアブラナはどのように育っているか観察し記録する。
例2 アブラナのように冬も緑の葉をのこし生きている草花探しをする。
※ロゼット葉で冬越ししている草花の例
タンポポ、ナズナ、ヒメジョオン、ハルノノゲシ、オオマツヨイグサ、アレチノギクなど
例3 地中に芽や根が生きている草花探しをする。
※例 キク、アヤメ、カンナ、スイセン、ユリ、ススキ、グラジオラスなど
例4 体は枯死するが種子をのこし冬越しする草花を調べる。
※例 ホウセンカ、ヒマワリ、ケイトウ、アサガオ、オシロイバナなど

校庭の草や木を観察し、冬でも花が咲いている草木や、春に葉や花になる芽やつぼみをつけている草や木があることに気付かせる。

例1 冬の校庭探検をし、草や木の芽を見つける。

※校庭にある落葉樹も、枯れているように見えても、もう春の準備をしていることに子どもたちはおどろきを示す。
例 サクラ、コブシ、ヤナギ、モクレン

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