先端技術をとり入れた理科(物理領域)に関する教材・教具-032/47page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]


る回路を動かすようにすればよい。表示器には次のデータが入る間、すなわち、データホールドと次のデータホールドの2t secだけ静止データを表示することになるわけである。
 これをNAND回路を用いて料理する。ディレイラインにはパルスの切れをよくするため、C・MOS・TC7400BPかMM74C00を用いるとよい。
 ラッチ回路はたくさん並列にはたらかせるのでファンアウトの大きなデバイスが必要になる。
これに適しているのがTTLの7400である。各々適材適所を考えたわけである。〔図17〕

〔図17〕

 ※TTL7400……1チップに4回路あり
UP/DOWN計測装置

〔オリジナル回路〕


 〔図17〕の回路による各部A)〜G)の波形は、次の〔図18〕のようになる。この波形を作りだすのは7400と74COOの2個のデバイスである。

〔図18〕
〔図17〕の回路による各部A)〜G)の波形


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。