第2回全国研究集会報告書-000-01/60page

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まえがき

 「平成元年度全教連共同研究第2回全国研究集会」を福島県教育センターでお引受けし,実施いたしましたが,全国の加盟機関から,160余名のご参加をいただき,多大の成果を残し,無事終了できましたことをまず深く感謝申し上げます。

 特に,第2回福島大会を持つまでに数々のご指導ご援助をいただきました国研の瀧澤所長さんをはじめ高階,河合各先生,そして,貴重な研究成果をご発表いただいた全国の先生方,共同研究事務局の岩手県立総合教育センターの先生方,東北教連の研究推進委員会の先生方に対して厚く御礼申し上げます。

 この共同研究は,「個を生かす教育指導の在り方に関する実践的研究」の主題のもと,全教連第13期共同研究として,平成元年度より3年間の継続研究でございます。個性重視の原則を受け,「個を生かす指導」の具体化を図るために,教科・学習指導面からのみならず,人間形成と密接な関わりを持つ教科外・生徒指導面,それらの基盤となる学校環境をも広く含めた教育指導の立場から「何をねらいとし,何をどのように組織し指導すればよいか」を吟味し,その方策と今後の進むべき方向について究明しようとするものでございます。3年間に5回の全国研究集会が持たれますが,今回は,その第2回目でした。

 この報告書は,全教連加盟機関に,研究集会の内容についてご理解いただくとともに,これからの本主題に関する研究の一層の深化,発展のための資料として作成したものであります。従って,第2回大会の集会概要,各部会の発表と協議内容,研究推進委員会としての今後の方向,国研からのご指導ご助言内容,そして,ご講演内容等をまとめてみました。本主題に関する今後の研究推進の参考にしていただければ幸いでございます。

 最後になりましたが,次回第3回全国研究集会は,平成2年7月,岩手県立総合教育センターを会場に開催されることになっております。全国の加盟機関のご研讃と一層のご協力をお願いいたします。

  平成2年3月

全教連共同研究第2回全国研究集会実行委員長

福島県教育センター所長

津田俊晴


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