福島県の中学校の学習に対する意識と行動-059/115page

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数学は「なぜそうなるかが分かる」ことがその中心だと思うか(意識別2年)
数学は「なぜそうなるかが分かる」ことがその中心だと思うか(意識別2年)
数学は1つの問題についての解き方がいろいろあると思うか(意識別2年)
数学は1つの問題についての解き方がいろいろあると思うか(意識別2年)
数学は将来の生活に役立つ教科か(意識別2年)
数学は将来の生活に役立つ教科か(意識別2年)

 すべての質問について,数学に対して否定的な意識を持つ生徒ほど,肯定的な回答が減少する傾向が見られるが,「楽しい教科か」と「分かりやすい教科か」については,Cグループに否定的な回答が特に多く(「そうではない」が81〜88%),次いで「こつこつ勉強すると得意になれる教科か」と「なぜそうなるかが分かることが中心か」にやや強い同様の傾向が見られる(Cグループの「そうではない」と「どちら〜ない」の合計が75〜88%)。

(2) 数学に対する好き嫌いについて

 数学を好きであるとする生徒は,嫌いであるとする生徒よりもやや多く,特に,中学1年時には75%を占める。しかし,2年になると約半数が数学嫌いになってしまい,その後回復することがない。好き(嫌い)になった時期を見ても,中学1〜2年時をピークに好き嫌いが両極化する傾向がはっきり読みとれる。好きな理由を見ると,「授業がよくわかる」が最も多く,一方,嫌いな理由でも「授業が分からないから」,「複雑な感じがするから」が多いなど,好き嫌いの要因として,「授業」が大き


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