福島県の中学校の学習に対する意識と行動-095/115page

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授業で楽しいと感じること1年
授業で楽しいと感じること1年

 1年生下位の47%,2年生下位の49%が「先生やテープの英語を聞くとき」としている。3年生下位の44%が「特に感じるときはない」と答えていることは切実な問題である。1年生上位52%は「先生,友達と英語を話すとき」としている。これは,インタビューゲーム形式の授業において,先生や級友と話す機会が多いことと,生徒がそのような授業が好きであることを表していると思われる。どの学年においても「ALTの先生が来るとき」と答えている生徒の割合は多い。

(3)苦手意識

 英作文や長文読解など総合的問題に苦手意識がある。また,英語を肯定的に捉える生徒ほど発音やアクセントに苦手意識をもっている。どの学年も英作文を苦手とする生徒が多く,ほぼ一定の割合である(1年生38%,2年生44%,3年生43%)。3年生では長文読解の苦手意識が69%と増加する。「単語の発音やアクセント」などの会話に必要な問題について苦手意識をもっている割合が上位の生徒に多い。(41〜57%)

テストでどんな問題が苦手か
テストでどんな問題が苦手か

 各学年とも多い割合を示しているのは,「日本語を英語になおす」と答えた生徒で,1年生で38%,2年生で44%,3年生で43%である。また,「単語の発音やアクセント」と答えた生徒が1年生で31%,2年生で32%,3



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