福島県の中学校の学習に対する意識と行動-110/115page

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学習の状況の実態をつかむことがねらいである。

 授業中発表して間違っても「もう一度は発表する」とする生徒が多く,1年生で62%,2年生で58%,3年生で51%である。コミュニケーション能力育成のためには,間違いを恐れず発表しようとする態度を育成していかなければならないので,この割合をさらに高めて行くよう指導の工夫を図る必要がある。また,授業中に友人の「優れている点を参考にする」と答えた生徒の割合も多い(60→51%)。さまざまな活動を進めていく上で,教師と生徒,生徒どうしの人間関係が重視されなければならない。

発表して間違ったらどうするか
発表して間違ったらどうするか

 「もう一度は発表する」と答えた生徒は1年生で62%,2年生58%,3年生で51%であり,「気にしない」と答えた生徒は1年生で15%,2年生で13%,3年生で19%である。また「発表したくなくなる」と答えた生徒は1年生で21%,2年生で23%,3年生で24%である。

授業中友達の良い点に気づいたらどうするか
授業中友達の良い点に気づいたらどうするか

 「優れている点を参考にする」と答えた生徒が多く1年生で60%,2年生で56%,3年生で51%である。「特になにもしない」が1年生で19%,2年生で25%,3年生で31%と学年が上がるに従い増加している。

テストを返却された後見直しをするか
テストを返却された後見直しをするか


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