より良く生きるための学力を求めて-009/64page

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(10) 結語
1) 今年のセンター試験において、本県の高校生が、見かけの順位のみならず実態においても成績を向上させていることが、分散分析の結果、検証された。
2) 「英語」
「数学」において、成績向上が顕著である。
3) 女子の健闘が伺われるが、
男子の頑張りは、相対的に足りない。
4) センター試験の「英語」
「数学」「国語」では、文系生徒の努力が目立っ。
5) ステップアッププラン・モデル11校を中心に、受験者数の顕著な増加と成績の向上が光る。
※課題 

ステップアッププラン・モデル校では、「評価」を工夫していることと考えられるが、その際、可能な限り具体的に「方法」と「結果」について率直に評価さ蹴ることを期待したい。
学力向上といったテーマに関して、「方法」と「結果」の因果関係を明確にすることは、実際上困難と思われるが、より明確化することが制度的保障へとつながるものである。
教師・生徒対象の評価のためのアンケート調査については、文部省の「研究開発指定校」に関わる調査項目などが、参考になるものと思われる。


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