より良く生きるための学力を求めて-031/64page

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本県の中学生の学習に対する意識と行動
―県北地区における調査から―

◇ 調査時 平成6年7月
◇ 調査対象 中学生543名
       (1〜3年生)
       信頼度92.4%
◇ 調査領域 学習一般
       国語
       数学
       英語
「家庭で,何時間勉強したいか」という問いに対しても,2年生の意欲のなさが目立つ。逆に3年生は,やらなくてはいけないと思いつつ,半分程度しかできていないという結果だった。
あまりやらない予習・復習「予習・復習」は,「宿題」と異なり,学習者の主体的な意志や意欲が問われる。しかし,調査の結果から見るかぎり,非常に消極的な学習態度に感じられる。
1 学習一般
平均学習時間は1時間35分「中学生の平均学習時間」は,どのくらいだろうか。
調査によれば,3学年を平均して1時間35分である。注目すべきことに,1年生が最も多く,1時間47分。2年生は,1時間23分と最も少なく,3年生でも,1時間37分と1年生に及ばない。

予習をしているか

復習をしているか

「宿題」については,70%前後の生徒が,「いつもしている」「かなりしている」と答えている。宿題はやるが,予習・復習はやらない」という現状が伺える。


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