すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-000_02/114page

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発刊のあいさつ 

 21世紀に入り,今後ますます社会の変化が激しくなると予想される中,平成14年度から,完全学校週5日制が小・中・高等学校で一斉に実施され,また,新学習指導要領に基づいた教育課程が小・中学校で全面実施となります。

 各学校においては,地域や学校,児童生徒の実態等を踏まえ,各教科や総合的な学習の時間等において,創意工夫を生かした特色ある学校づくりを進めていることと思います。

 これからの教育活動では,ゆとりの中で「生きる力」を育てることが必要であり,多くの知識を教え込むことに力点が置かれていたこれまでの教育を転換し,児童生徒に自ら学び自ら考える力を育てることを重視した教育を行うことが大切です。

 福島県教育センターでは,昨年度に引き続き,新学習指導要領の趣旨を踏まえ,「生きる力を育てる学校教育の改革」を研究課題として,学習指導法や教材の開発に力を注いできました。

 今回発刊しました『すぐに使える実践事例集 〜授業が変わる,学校が変わる〜』は,学習者である児童生徒の個性や多様性をどう授業に生かすか,知的好奇心・探求心をもって授業に参加できる教材とは何か,人間関係をつくる力をどう育てるか,効果的な情報機器の活用法は何か,どうすれば特色ある学校づくりを進められるかなど,今求められている授業や学校づくりに視点をおき,教科・科目等の特性を踏まえて実践研究を行い,まとめたものです。

 本実践事例集が,各学校・先生方にとって,創意工夫するためのヒント集になれば幸いです。

 おわりに,本実践事例集の調査・研究に際し,ご協力を賜りました研究協力員の皆様,並びに関係機関の方々に対しまして,心より感謝を申し上げます。

 平成13年10月

福島県教育センター所長

星  本 文

 

 


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