すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-041/114page
2 北の星座がすぐに探せる「北天星座めっけ傘」
(1)教材の特徴
@ 方位,高度が固定されるので,北天にある目的の星座をすぐに見つけることができる。
A 使用法について学習すると,確実に見つけられそうだという見通しを児童自身が持つことが できるので,戸外での観察意欲が高まる。
(2)準備物
透明傘,蓄光シール,木綿糸,カードリング,蓄光塗料,油性ペン,まち針,ストロー,強力磁石,金のこ,はさみ,セロハンテープ,北天星座型(P.44の【資料】を参照)
(3)製作方法
@ 北天星座型を用意する。(【資料】@〜GをそれぞれA3版に拡大コピーして使用)
A 蓄光シールを,2等星(1.5p程度),3等星(1.1p程度),4等星(0.8p程度)の大きさご とに必要枚数だけ切り取る。
※ カシオペヤ座と北斗七星の場合,2等星を3枚,3等星を7枚,4等星を2枚使用する。
B 傘の柄の部分を金のこで切り取る。(軸の長さが,中心からおよそ58pになる。)
C 北天星座型を,透明傘の骨に沿って外側にセロハンテープでとめる。
D 傘の内側から,星の明るさごとに用意した蓄光シールを星の位置に貼る。
※ 下の写真では,カシオペヤ座(【資料】A)と北斗七星(【資料】E)の型を貼り付けた場合。