すぐに使える 実践事例集 平成13年10月-051/114page

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[ペットボトルを利用した簡易光ファィバーモデル実験器の製作と活用]

 

1 教材の活用と特徴

 図14のように,ペットボトルから流れ出す水(擬似光ファイバー)にレーザー光を当てると光が全反射して進む様子が観察できます。この実験器は,最近,自作される先生方が多いのですが,水の放出ロにアクリルパイプを取り付けて流出する水の形状が一定になるように工夫しました。
図14
図14

 

2 簡易光ファイバー実験器の製作方法

材料 大型のペットボトル
   アクリルパイプ(外径12mm 長さ5p)
用具 アルコールランプ,リーマーや釘等,浴室用シーリング剤
[製作順序]
@ ペットボトルの底から3pくらいのところにアクリルパイプと同じ太さの穴をリーマーであける。
 ○ アクリルパイプはホームセンターなどで手に入る。
 ○ キャップをなくさないこと。
A 浴室用シーリング剤でアクリルパイプとペットボトルを接着する。
 ○ 隙間を充填するようにする。
 ○ ペットボトルに対して直角に取り付ける。(写真10)
写真10
写真10
 ○ レーザー光源を置いたときに写真11のようにレーザー光がアクリルパイプをまっすぐ通過するように接着するのがコツである。
写真11
写真11
 ○ ペットボトルは,写真10のような丸い形状のものが加工しやすく,レーザー光もまっすぐに進みやすい。また,ペットボトルのサイズは大型の方が長時間観察できる。


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