『生きる力』を育てる指導と評価の 実践事例集 平成14年9月-098/142page
3 固定撮影に必要なもの
(1) カメラ
長時間露出を行うので,バルブ(B)による撮影ができるものが必要である。また,バルブで撮影すると,電子式シャッターのカメラは電池の消耗が激しいので,できれば機械式シャッターのカメラがよい。
レンズについては,できるだけ明るいものが望ましく,星座全景を捉えたり,地上の風景を入れた写真を撮影するのには,標準,あるいは広角レンズの方がよい。
また,まわりからの余分な光を遮ったり,レンズに結露するのを防ぐために,レンズフードを用意しておくとよい。(2) レリーズ
直接シャッターを指で押すと振動が発生する。また,バルブで撮影するときには,シャッターを押し続ける必要があるので,ストッパー付きのレリーズを用いる。
(3) 三脚
撮影中に振動が発生しないように,できるだけ大型で頑丈なものを使用する。
(4) フイルム
撮影対象や目的に応じて,フィルムを選ぶ。
フィルムの感度(lSO)の目安は,次の通りである。太陽:25〜100
月・惑星:100〜400
星座など:400以上