『生きる力』を育てる指導と評価の 実践事例集 平成14年9月-118/142page

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(2) 「なわとびネットワーク」のソフトウェア的特徴

 @ VisuaIBasiC6.0とAccess2002を開発環境とし,Windowsとネットワークに対応しています。
 A 校内LANがあればデータファイルの共有化機能により,ネットワーク上の複数のパソコンから同時に利用することができます。
 B データはサーバ(または他のクライアン卜)上のAccessデータファイルとして保存されるため,Access2002があれば,児童名,種目名,目標回数,自己べスト回数等の各種データの更新や再利用も比較的容易です。なお,児童名,自己ベスト回数記録については,「なわとびネットワーク」からの変更も可能です。

(図2) なわとびネットワーク起動画面

(3) ジャンピングボードの効果

 ジャンピングボード(図3)を用いると,短なわとびの苦手な児童が,跳躍のタイミングを身につけられるばかりでなく,膝への負担も軽減されるため,非常に大きな効 果を発揮します。
 自作も容易で,厚さ20mmのベニヤ板(通称コンパネ)で製作したものであれば,体重80kg程度までは長期の使用にも耐えられるようです。

(図3) ジャンピングボード

(4) 跳躍回数カウントスイッチの無線化

 ジャンピングボード上で跳躍した回数を自動的にカウントするために,ワイヤレスマウス(図4)を採用しました。有線での接続にくらべて結線トラブルがなくなり,その有効性を確認することができました。
 マウスの左ボタンをクリックすることでカウントされますので,スポンジを付けてボードからの衝撃を吸収するエ夫をしました。

(図4) ワイヤレスマウス


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