研究紀要第2号 教授組織に関する研究 実践集 - 043/047page

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         ○顕微鏡でみる。
 −食塩の結晶ににている。
  皿、中性液、ビーカー、ガラス棒、三脚、マッチ、スライド ガラス
結果を問題と対比する
まとめ−一般化

6.塩酸がとけていたものと、水酸化ナトリウムがはたらき合って、別の質のものができたことを知らせる。

7.中和の定義、他の中和の例について説明する。

5.理解度を観察する。

  6.実験の結果を問題と比ベながら話し合う。
 ○2つの水溶液がはたらき合ってまったく性質の違った食塩(水)ができる。
7.中和の意味と、他の中和の例についての説明をきく。
 ○塩酸がとけていたものと水酸化ナトリウムがはたらき合って別の質のものができたことを強調する。  

発展的意欲をもつ
転移

8.「塩酸に水酸化ナトリウムを加えてできた液が酸性のときも、食塩ができているだろうか」について調ベる意欲をもたせる。
6.児童のとりくみを観察・援助する。   8.次時の学習課題をきく。  ○本時で学習した見方をもとにして類推させ、意欲をもりあげる。  

(5) 授業の検証

@ 即時的評価

観察、発問、カードによる即時的評価をあげると次のようである。

段階 基本発問・提示
反応・評価
問題意識をもつ 1.酸性の液とアルカリ性の液とをまぜ合わせて、中性の液(酸でもない、アルカリ性でもない)ができた。中性の液になるのはなぜだろうかと考えてみましたか。
2.中性の液になるのは、水溶液の中でどんなことがおこったかについて調べるのであるが、何か気づいたことはないですか。
挙手
緊張感でみる
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緊張感でみる
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問題解決の構想をたてる 3.塩酸を○、水酸化ナトリウムを●で表わすと、中性の液はどのようになっていると考えられますか。
 (1)まじり合っている。
 (2)別のものができている。
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実験観察によるたしかめ

4.どちらの考え方がよいか、確かめるには、どうしたらよいでしょうか。
   (先行経験の想起)
5.実験のしかたがよくつかめましたか。わからないことはないですか。

実験・観察カード
 題材 (水溶液の変化)

氏      名

観点 予想 (仮説) 評定 気づいたこと 教師
評定
液の中はどのようになっているか。
○まじり合っている。
×   ×
熱すると気体はでるか。 ○塩酸にとけていた気体がでるだろう。 × ○リトマス紙を近づけてもかわらない
○水蒸気がでた
挙手+反応
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