研究紀要第4号 福島県診断標準学力検査問題報告書 算数科 - 034/061page
X 第4学年の結果の考察
1 問題のねらいと正答率
(1) 領域の設定
算数科の学習指導要領に示されている領域は、数と計算、量と測定、図形、数量関係の四領域であるので、この学年の問題構成の領域として同じように四領域を考えたが、特に数と計算の領域はその内容を意味の理解、計算技能の二面に分析し、数と計算の領域の基礎的能力を診断出来るように考慮した。
(2) 問題のねらいと正答率
〔T〕 (40分)
領
域問題のねらい 問題番号 正 答 率小問 大問 領 域 1
数
と
計
算
の
意
味
(20
分)@億、兆などの単位の理解 1 41.06 41.06 39.16 A概数が用いられる場合の理解 2 (1) 7.59 5.70 (2) 3.80 B概数をつくる。 3 (1) 40.30 42.14 (2) 43.97 C計算過程の計算法則の理解 4 (1) 19.87 26.10 (2) 32.33 D被除数、除数、余りの関係の理解 5 47.59 47.59 E小数のしくみの理解 6 44.41 44.41 F分数の意味の理解 7 24.19 24.19 G約分の理解 8 21.72 21.72 H小数の四則を適用した問題を解く。
9 (1) 94.75 74.91 (2) 55.06 10 55.91 55.91 11 53.80 53.80