研究紀要第4号 福島県診断標準学力検査問題報告書 算数科 - 043/061page
Y 第5学年の結果の考察
1 問題のねらいと正答率
(1) 領域の設定
算数科の学習指導要領に示されている領域は数と計算、量と測定、図形、数量関係の四領域であるので、この学年の問題構成の領域としては同じように四領域を考えたが、特に、数と計算の領域は、その内容を意味の理解、計算技能の二面で分析し、数と計算の領域の基礎的能力を診断できるようにした。
(2) 問題のねらいと正答率
〔T〕 (45分)
領
域問題のねらい 問題番号 正 答 率小問 大問 領 域 1
数
と
計
算
の
意
味
(20
分)@観点をきめて整数を類別する。 1 (2) 61.62 53.79 38.84 (3) 45.95 A倍数・約数を集合としてみる。 2 9.14 9.14 B商を分数で表わす。 3 62.09 62.09 C概数の積、商の処理のしかたの理解 4 (1) 1.14
3.59 (2) 6.03 D整数、小数、分数の相互関係の理解 5 (1) 46.57 47.41 (2) 48.25 E同じ大きさの分数の集合づくりの理解 6 23.06 23.06 F分数の大小、相等を比べることの理解 7 62.89 62.89 GAのBに対する割合がPであるとき、Pを求める。 8 53.31 53.31 HAのBに対する割合がPであるとき、Aを求める。 9 45.41 45.41 IAのBに対する割合がPであるとき、Bを求める。 10 29.27 29.27 J小数の四則計算を適用した問題を解く。 11 62.17 62.17 K分数の四則計算を適用した問題を解く。 12 25.81 25.81