研究紀要第4号 福島県診断標準学力検査問題報告書 算数科 - 056/061page
領
域問題のねらい 問題番号 正 答 率小問 大問 領 域 5
数
量
関
係
(25
分)(2) 37.39 56.40 54.30 A比や比の値を求める。 2 62.42 62.42 3 58.56 58.56
B比例の意味の理解 4 61.18 61.18 5 72.92 72.92 C式やグラフの特徴の理解 6 (1) 18.85 51.55 (2) 77.87 (3) 57.94 D比例、反比例関係にある事象の理解 7 (1) 56.08 41.82 (2) 33.06 (3) 36.31 E式が表わす関係を式の形に着目してとらえる。 8 (1) 69.99 75.86 (2) 81.73 F問題解決に百分率などを用いる。 9 14.21 14.21 G起こりうる場合を順序よく調べる。 10 (1) 61.80 63.04 (2) 65.20 (3) 62.11 H確からしさを比べる。 11 15.14 15.14 I表やグラフを目的に応じて選ぶ。 12 67.83 67.83 2 結果の考察
〔1〕 概観
問題の正答率は上の表の通りである。比較的高い正答率を示している問題は、
・分数の乗法計算
・分数の除法計算
・柱体、すい体の側面等の理解
・角柱、円柱の体積を求める。
・式が表わす関係を式の形に着目してとらえる。
・図形の形と大きさの理解などである。また正答率の低かったのは、
・乗数が分数の場合の乗法の意味理解
・逆数の考えによる乗法と除法の関係の理解
・分数の乗除法の計算を適用した問題を解く。
・重さの単位と単位体積の水の重さの関係の理解
・問題解決に、百分率などを用いる。
・確からしさを比べる。などである。各領域別の平均正答率は、次の表の通りである。