研究紀要第5号 情報処理教育講座 FORTRAN文法の手引き - 041/044page

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   このように主プログラムとサブプログラムで共通領が定義されたとき、各プログラムで使用されている共通ブロック名の対応は次の図のようになる。

共済ブロック対応関係と記憶場所の割り当て
     共済ブロック対応関係と記憶場所の割り当て

 なお、図中空白となっているところは、共通ブロック名が付けられていないことを示す。

12−3
EQUIVALENCE文

 一つのプログラム単位の中で、異なった名前を持つ変数や配列要素に記憶場所を共有させるのに使う。

一般形
EQUIVALENCE(a1,a2,………ai),(b1,b2………bj),………(c1,c2………ck

a1,a2,………ai   変数名、配列名、配列要素名。
 :仮引数は書くことができない。
  i,j,k≧2でなければならない。
b1,b2,………bj
…………………
c1,c2 ………ck

@ 一つのカッコ内にある変数名、配列名又は配列要素名が記憶場所を共有する。
A EQUIVALENCE文は、最初の実行可能な文、DATA文より前に書かなければならない。
B EQUIVALENCE文により、COMMON文で指定したブロック


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