研究紀要第5号 情報処理教育講座 FORTRAN文法の手引き - 040/044page

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 〔例 1〕

EXTERNAL文


@ 幾つかのプログラム単位に、同一のブロック名を持つ名前付き共通ブロックがある場合には、同一の記憶場所を共有する。
A 幾つかのプログラム単位に無名共通ブロックがある場合には、それらは互いに対応しているといい、それらの大きさが同じならば同一の記憶場所を共有し、大ききが違うならば小きい方は大きい方の記憶場所を共有する。
B FACOM230−25FORTRANでは、一つの実変数は2語、倍精度実変数、複素変数は4語を占め、それらは、共通ブロック内での並び方に従って記憶場所に割り当てられる。(各プログラム単位での共通ブロックの対応関係は注意しなければならない。)
C COMMON文は各プログラム単位の最初の実行可能な文より前に、又文関数定義文があればそれより前に書く。
D ブロック名は、変数名の約束に従うもので、2本の斜線によって囲まれる。

 〔例 2〕

(主プログラム)
  COMMON A,B,C,D,X(2,2),M,N/BCK1/L1,L2,L3,/BCK2/J1,J2,J3,J4,J5
(サブプログラム−1)
  COMMON X(10)/BCK2/K(5)/BCK3/A(4,4)
(サブプログラム−2)
  INTEGER X
  COMMON/BCK1/X(3)/BCK3/P(16)/BCK2/L(5)

 

 

 

 


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