研究紀要第7号 児童生徒の生活意識と社会観に関する研究 性文化に関する調査 - 000_02/052page

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ま   え   が   き

 昭和46年度における全国教育研究所連盟では共同研究として「社会認識における子どもの実態」のテーマのもとに,研究調査をすすめてきたが,このほど福島県の調査結果がまとまったので,ここに「研究紀要第7号」として,皆さまにお届けするのでご活用願いたい。

 研究主題は「児童・生徒の生活意識と社会観に関する調査」−−性文化に関する調査−特に第一年次は,性文化をとりあげて報告するが次年度以降にも継続して研究する予定である。

 さて,今日の情報社会のなかで,性教育の重要さについては,多くの問題をなげかけているが,まとまった研究調査は,単純集計結果に対する問題点の指摘で,ふじゅうぶんではあるが,それが次代をになう児童生徒指導にいくぶんなりとも役立つものであり,各種の問題を処理していく上に参考になるものと考えている。

 小・中・高等各学校の先生方,ならびに県市町村委員会の各位に対しては,きたんのないご批判と限りないご教導をお願いし,それをわたしどもの反省の糧にし,いっそう研究を充実したものにしたい。

 おわりに,この研究にあたって,小・中・高各学校から多大のご協力ご援助をたまわり,ここにつつしんでお礼を申し上げる次第である。

 昭和47年3月

福島県教育センター所長 白 岩 和 夫


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