研究紀要第24号 中学校 福島県診断標準学力検査問題分析結果報告書 - 012/106page

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領域
観点
内容
問題番号
正答率
小問
大問

 
   
  6  
  7  
  8  
1  
  2  
  3  
  4  
  5  
53.8
73.5
73.8
83.2
87.8
94.6
64.2
38.8
 
 
 
 
 
 
 
68.1
【6】
51.4




1.筋の通った文章を書く。(61.5) 1.文章のなかで接続語を正しく使う。
1  
  2  
68.8
81.7
 
75.3
2.文の成分のかかり受けを正しくとらえて書く。
1  
  2  
58.7
37.0
 
47.8
2.条件にしたがった文章を書く。(52.8) 1.いくつかの文を文章を組みたてて書く。
   
37.1
37.1
2.課題,条件にあわせて文章を書く。
   
68.4
68.4
3.文章の推考ができる。(40.0) 1.書いた文を読み返して正しくする。
1  
  2  
  3  
  4  
  5  
40.5
36.0
27.9
38.8
56.8
 
 
 
 
40.0


(2) 結果の考察

@ 概観

ア 読む領域

領域
文字
語句
文・文章
正答率

61.7%

70.4%
52.0%

イ 書く領域

領域
文字
語句
文・文章
正答率
26.9%
68.1%
51.4%


 読む領域の正答率は,やはり1年の場合と同様「文・文章」を読む分野が低くなっている。しかし,書く領域の正答率は「文字」を書く正答率が極端に低くなっている。
 1年の概観でのべたように分野の相関はまったくなく,領域間の相関さえも失われているものである。
 この数値をすなおに読めば,文字が読めても,語句がわかっても,文・文章はよめないということや,文字が書けなくても文・文章が書けるということがわかる。
 したがって1年における結果の考察での概観でのべた点がますますはっきりしてきたといえるだろう。

A 各領域ごとの考察

ア 【1】読む(文字)
全体としては,平均的であるし,内容ごとの正答率も大体平均しているようである。だが,一般的に1年の正答率よりもどの内容も低くなっている。そこで,とくに正答率50%をわった小問を低い順にならべてみると,

{ 13 企てる   21.7%
8 携帯   25.4%
5 伐採   27.2%
6 顧みる   28.6%

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